トピックス、最近の特記事項  News 01 2010年

2010年10大ニュース (2010.12.21up)

恒例の私の選んだ10大ニュースです。 あとあと何が起こったのか思い出すのに参考になります。

  1. 本年は年度を通して中国の躍進というか発言力の強化が目立ちました。アメリカ、日本が失業が高水準など経済が低迷しているのにに対し中国は高度成長を維持(GDPで2位の日本を超えること確実)。人民元の切り上げ要求には賢く立ち廻ったり、レアアースの輸出規制や、尖閣諸島事件(9月)での強気の姿勢が目立ち、世界での存在感を高めています。

  2. それに対し日本は政治の空白を特に感じさせられた1年でした。民主党政権が国民の期待に応えていないということです。政権をとるときのマニュフェストがつぎつぎとホゴにされています。マニュフェストについては当初から疑問視していましたが、行程表まで作ってまで出来ると約束して選挙に勝ちました。今になってそんなこと出来っこないと開き直られては、それなら約束するなよと云いたくなります。経済は依然として低迷する中、外交・内政問題で閣内でも意見の不一致が目立ち、わが国の行く末が思いやられます。アメリカの有力紙が「迷走する日本」と評しています。TPP問題(11月)での政府・与党の対応は特にばらばらでした。さらに菅首相と小沢一郎前幹事長の党内対立は決定的になっています。(12月)
    あまり大きな期待はできません、選挙目当てのバラマキを止め赤字国債の増発を避けてほしいというのがせめてのお願いです。

  3. 記録的な猛暑でした。京都の清水寺で1年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」に「」が選ばれました。
    400名を超える熱中症死亡者が出たり、野菜や魚の値段が高くなりました。 9月下旬でも「猛暑日(35度以上)」を記録。今年の都心の真夏日(30度以上)数は9月22日で71日となり、1876(明治9)年の観測開始以降の最多記録となりました。(これまでの記録は2004年の70日)
    世界的な異常気象なのでしょうか。中欧やロシア、ハンガリーでも急激な猛暑を記録、死者が多数出ました。
    また、12月には「クリスマス寒波」が押し寄せました。国内(北海道・北日本)他、(北半球)欧米の大都会で前代未聞の交通マヒが起こりました(12月24日追記)

  4. 消えた高齢者問題がクローズアップ。7月に男女とも平均寿命が延び長寿日本健在の発表があった後、長寿者の所在不明や年金不正受給の問題が発覚し、韓国などから日本の長寿は眉唾ものと批判されました。高齢者所在不明は現代社会の一つの対処すべき問題です。政府はもとより地域社会でも対応が必要です。

  5. 大阪地検特捜部の証拠改ざん隠蔽(いんぺい)事件など一連の不祥事の責任を取り、検察トップの大林宏検事総長が年内に辞任する意向となりました。なお、直属上位だった柳田法相も国会軽視発言で辞任(11月)しました。検察の再生が急務です。

  6. 宇宙探査機「はやぶさ」が世界で初めて月よりも遠い天体に着陸し、地球に帰還したことは(6月)、日本の宇宙技術の高さを示しました。そして持ち帰った採集物は、小惑星由来のものであることが判明しました(11月)。

  7. 通貨安競争と円高(10月) 1ドル80円台を付けた急激な円高を背景に、日本の自動車メーカは海外移転を進めています。産業空洞化で地域経済や雇用に大きな影響を及ぼす惧れがあります。
    政治の空白で経済界も大変です。日銀も政府からまる投げされてふうふう云っています。

  8. 本年は過去最悪の就職氷河期とも云われています。大学生や高校生の23年3月期卒業予定の就職内定率は50%台の模様です(12月) 「卒業後、最低3年間は(企業の)門戸が開かれるべきだ」との提言もなされています。就職未内定の大学生を持つ親はたいへん心配です。

  9. 眼を海外に向けますと北朝鮮の韓国砲撃事件(11月)をあげなければなりません。日本は平和ボケになっていますが、万一の場合日本の安全はどうしたらいいのでしょう。日米安保に守られているというものの、もしなかったら外国からの戦争の抑止力を何に求めたらいいのでしょう。

  10. 外国ではもうひとつ、チリの鉱山落盤事故が記録に残ります。69日ぶり33人救出しました。まるで一つのドラマでした(10月)。

    そのほか、ウィキりークスの国家的機密のリーク、ギリシャやアイルランドの財政危機、メキシコ湾の原油流失、国内のたばこ大増税、JALの会社更生法(倒産)、ノーベル化学賞日本人受賞などの大きなニュースがありました。

    友人からノーベル化学賞に加え◎山崎直子さん宇宙長期滞在から帰還(4月)◎平成の竜馬が出てきて欲しい今の世の中、NHK大河ドラマ「竜馬伝」福山雅治の熱演(11月28日最終回の全48回放送)を敢えて10大ニュースに加えたいとの申出がありました。ありがとうございます。2010.12.22追記
尖閣衝突事件 2010/12/22

尖閣諸島中国漁船衝突事件とは、2010年9月7日午前、中国漁船が日本の領海である沖縄県尖閣諸島付近で違法操業し、その後日本の海上保安庁の巡視船に衝突してきたことに端を発する一連の事件。尖閣漁船事件中国漁船衝突事件とも呼ばれています。

海上保安庁は、同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕しましたが、中国によりフジタの社員4人を「許可なく軍事管理区域を撮影した」として身柄を拘束するなど一連の強硬報復措置がとられ、日本は船長を釈放しました(9月24日)。政府は尖閣問題に対し最初は強硬あとで弱腰と混迷し、最終的には船長の途中での釈放はあくまで検察の判断としました。

中国への配慮から非公開となっていた漁船衝突時の動画が、那覇地検によって6分50秒に編集された上で、衆参予算委員会所属の一部の議員に対してのみ限定公開されました(11月1日)。しかし、11月4日になり海上保安官「ハンドルネームsengoku38」によって漁船衝突時に海上保安庁が撮影していた44分間の動画がYouTube上に流出しました。これを見ますと明らかに中国漁船が「止まれ」の制止を聴かず巡視船に衝突してきています。 なお、流失を名乗り出た海上保安官は逮捕され追って処分されました。(定職処分を受け辞職-長官は減給処分12月22日)

⇒⇒◎2012年9月 政府尖閣諸島国有化 以後中国との関係悪化

 

 (出所:ウィキペディア)    ●トップに戻る

高齢者の所在不明問題 2010/10/4
主な国の百寿者数
百寿者数 人口10万人 当たり
カナダ
15,676
46.8
イタリア
1,8732
32.2
日本

40,399

31.6
英国

19,573

31.6
ドイツ
22,473

27.3

米国
64,024
20.9
韓国
1,930
4.6
世界
313,842
4.6

平均寿命が長く長寿大国といわれる日本。百歳以上高齢者(百寿者)の数も増えています。厚労省の調べによりますと2009年9月1日現在で4万人を超えています。40年前に比べると120倍に増えているそうです。主要各国とくらべると日本は人口比率(10万人当たり)でカナダ、イタリアにつぎ百寿者が多いです。(データは日本以外はU.S. Census Bureau 調べ 出所:東京新聞)

日本の厚労省の公表するデータは住民基本台帳をベースに市町村が居住実態や生存の確認を行い集計したデータということとなっていましたが、高齢者の所在不明が各地で発覚しました。2010年9月末現在に約300人の所在不明が判明しました。プライバシーにかかわるため安否確認にも限界あり、市町村が生存確認できないまま統計に含めたからでしょう。

これを、法務省の管轄する戸籍簿ベースで調べますと、100歳以上の所在不明者は23万人超にものぼりました。死亡届が市町村に出されたら、住民基本台帳を抹消し(除票)、法務省に廻されるのですが、届かなかったのでしょう。その他戦争のどさくさの放置などの原因も考えられます。

高齢者の所在不明問題の原因について 以下の原因が考えられます。

  1. 縦割り行政の弊害、行政の怠慢 行政の伝達メカニズムが機能していない。諸外国に対し恥ずかしい問題だ。
  2. 背景に血縁、地縁の人間関係が希薄化してきている。現代社会の死角
    お年寄りがいなくなっても、一緒に暮らすはずの子供でさえも「知らない」という。
  3. 年金の詐取、不正が行われている。
    東京都で男性最高齢とされていた111歳のケースでは、年金を詐取するため家族が30年にわたり死亡を意図的に隠していました。
  4. 行きすぎた個人情報の保護、プライバシーの壁
    役所が本人確認に訪問しても、会わせてもらえない、踏み込めない・・・

対策として次が考えられます

  1. 行政メカニズムの再点検。住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の活用強化、杉並区や国立市などまだ一部の地域は不採用だが全国一律適用が望ましい。その他背番号システムの採用検討、電算化の推進など。
  2. 所在不明の高齢者をつくらないようよう地域で支えあう運動を展開する。例えば町内会で支え合いマップを作成し見廻るなど。個人ベースでは孤独死しないよう地域社会で何でも話せるおともだちを作る。
  3. 社会保険庁の後継日本年金機構や厚労省の年金支払の管理強化。不正受給は真面目に保険料を払ってきた立場からみるとやりきれない。百寿者の多いイタリアでも年金の不正受給があると報じられているが(例:冷凍庫に遺体を隠す)、イタリアの場合はビシビシ逮捕している(今年だけでも135人逮捕)。日本では今回の111歳のケースで逮捕されたが、極めてレアケース。いままで社会保険庁は極めて弱腰だった。「性善説による支払」で、「なりすまし」に対する過払いが散見された。
  4. 個人情報保護法の見直し
< 鳩山由紀夫首相の退陣表明と民主党の小沢一郎幹事長の辞任 菅直人就任> 2010/6/2
菅直人総理

010年6月2日の鳩山首相の退陣表明を受け、菅直人が後継を選出する民主党代表選挙への出馬を表明。6月4日、2010年民主党代表選挙にて小沢一郎に勝利し、同日の首班指名選挙によって第94代内閣総理大臣に指名され、6月8日に正式に就任ました。

鳩山内閣はわずか6カ月の短命内閣に終わりました。菅直人内閣の評判は最初良かったが、その後おもわしくありません。参院選で民主党は大敗し、支持率は急落の一途です。
内閣支持36%に急落、不支持52%、共同通信世論調査(2010年7月13日)
その後も支持率25%へ凋落しています(12月)

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<2009年十大ニュース> 09/12/26

鳩山

石川遼

マイケル・ジャクソン

タイガー・ウッズ

以下は私の選んだ2009年の十大ニュースです。各年の十大ニュースををトッピクスライブラリに保存してますが、あとあと「あの年何があったのか」を思い出すときに便利です。

  1. 8月の衆議院選で民主308議席の圧勝、歴史的政権交代で鳩山内閣発足 (下段ご参照)

  2. オバマ米大統領が就任 米国史上初の黒人大統領で「新しい責任の時代」「米国再生」を訴えた(1月 最下段ご参照)。「核なき世界」でノーベル平和賞受賞(10月)
  3. 円高。デフレ宣言。日航経営危機など企業業績悪化
    円高は14年ぶりに1ドル84円台まで下落、せっかく良くなりかけた日本経済も民主党政権になり悪化11月にはデフレ状況認定へ、昨年の6月に底を突いた景気も二番底を心配する状況となる。麻生さんが選挙で政権が変わると景気がどうなるかわからないと盛んに訴えていたことを思い出します。

  4. 世界的に新型インフルエンザが大流行、死者も増加(5月)

  5. 裁判員裁判がスタート(5月)

  6. WBCで日本が連覇(3月)。イチロー、松井秀もメジャーで活躍(11月)

  7. ゴルフの石川遼 18歳史上最年少で賞金王(12月)
    ゴルフ界にとっては金のたまごみたいな存在、観客動員数も増大

  8. 米自動車大手GM、クライスラーが経営破綻(6月)、トヨタも71年ぶりに営業赤字(5月)

  9. 歌手のマイケル・ジャクソン急死(6月)。映画は大ヒット やっぱり偉大な芸能人でした。

  10. 2010年度当初予算案固まる。(12月) 一般会計92.3兆円、国債発行44兆円(歳入の半分)、一般歳出53兆円といずれも過去最大、子ども手当、農家個別補償などのばらまきにより財政は破綻一歩手前の状況といわざるを得ません。ばらまきは一時的なものといえず恒常的なもの、これの財源として赤字国債を出し続けますと、民間が資金需要が出てきますとこれの障害となり、民間企業の活動を制約します(クラウディングアウトといいます)。 次世代への借金が増大します。
    小泉純一郎が2006年の当初予算で、国債発行を30兆円に押さえるよう指示、歳出も削減され5年ぶりに30兆円を割る見通しなったときと比較しますとわずか4年で1.5倍の規模に膨れ上がっています。行く末心配です。

そのほか、押尾学や酒井法子ら芸能人の麻薬容疑での逮捕事件が重大ニュースにあげられます。明るいニュースはスポーツに目立ちました。なお、少し異質ですがアメリカの代表的ゴルフプレーヤーであるタイガーウッズ選手は交通事故をきっかけに不倫を発覚させ、大騒ぎを引き起こしました。しばらくゴルフ大会出場見合わせるそうです。これもとても大きなニュースでした。

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政権交代

衆議院

鳩山代表

<衆院選>民主党が単独で308議席獲得 自民は歴史的惨敗 2009/8/31

 第45回衆院選は30日、投開票され、480議席のうち民主党が小選挙区と比例代表を合わせて単独で過半数(241議席)を大きく上回り308議席を獲得しました。1996年の旧民主党結党以来、13年で悲願の政権交代を果たしました。93年衆院選で自民党が過半数を割り込み非自民8党派による細川連立政権が発足しましたが、2大政党間の政権交代は戦後初めてで、戦後政治の大きな転換点となります。民主党は一つの政党が獲得した議席としては戦後最多となる308議席を獲得して圧勝し、政権が交代することになりました。自民党は選挙前議席の2分の1以下に議席を減らした歴史的惨敗です。

 民主党はマニフェストで政官分離、後期高齢者医療制度の見直し、子育て手当、農家所得補償、高速道路代無料化など多方面に国民に約束しましたので、今度は如何にそれを実現していくか手腕が問われそうになりそうです。

新大統領の就任演説


オバマ大統領

「新しい責任の時代」2009/1/20

米民主党のオバマ前上院議員は1月20日正午、ワシントンの連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第44代大統領に就任しました。米国史上初のアフリカ系(黒人)大統領が誕生したわけです。47歳です。
新大統領は宣誓後の就任演説で、国家の再建に向け責任ある時代を築こうと訴えました。

「What is required of us now is a new era of responsibility. We must begin again the work of remaking America」

「Our success depends on honesty and hard work, courage and fair play , toleranse and curiosity, loyalty and patriotism.

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